少しずつの運動と食事の改善が必ず健康へと結びつきます。
いつもの生活の中で無理なく動く量を増やしましょう!
○通勤時間を有効利用する
エレベータやエスカレータを使うのは帰りだけにして、行きは階段を使う。停留所や駅を1つ歩く。
○家の中では
家事をこまめにやる。家事も立派な身体活動。ごみ出しや拭き掃除など積極的に手伝いましょう。おうちもきれいになって、感謝もされて、動く機会になって、一石三鳥!
○気軽に運動するために
気に入った景色の場所を見つけて散歩や外出の機会を増やす。
○おすすめ運動、ウォーキング
朝の15分、休日のひと時に。毎日続けることが目標です。
運動はエネルギーを消費するだけでなく、エネルギーを上手に使える身体にしてくれます。
他にも気分を爽快にし、ストレス解消、気分転換になります。
寝つきがよくなり、目覚めもよくなります。
まずは少しでも運動できる時間を見つけて、生活の隙間を埋める様な気持ちで始めてみませんか。
手をさっさとふり(肩をふるのではありませんよ)、腰から足を運ぶようなイメージで、背筋を伸ばして歩きます。
食生活を改善する方法
○夜遅くになる夕食でドカ食いを防ぐ
夕食は揚げ物など油の多い食事は控えて、野菜を十分に摂りましょう。
○夕食後すぐ寝ない
お風呂に入るなど、食後に何かする習慣を作る。
○だらだらと間食をしない
袋ごと食べるスナック菓子はやめて、1個ずつになっているものにする。間食は毎日しない。
日中に楽しむようにする。
○食事のバランスを整える
主食(ご飯やパン、麺類など)、副菜(野菜やきのこ、海藻を主に使った料理)、主菜(肉や魚など)をそろえましょう。特に野菜類は必ず摂りましょう! 食事の時間を決めて規則正しく。
他にも… 自分の身体を知りましょう
毎日同じ時間帯に体重計にのりましょう。朝一番、トイレの後が測り時。
食事量と運動量のバランスは、体重に現れます。今日の体重は前日の体重と比べてどうか、あるがままを観察しましょう。
どのくらい食べたら、または動いたら体重は増減するか把握することができ、日々振り返ることができます。体重を意識するようになるので、食事量をセーブするきっかけとなりますよ。
投稿日:2013.04.26
お腹のまわりに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」に加えて、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を複数併せ持ち、「動脈硬化」を大変起こしやすくなっている状態のことをいいます。
「肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧」などなどがいくつも重なると1つ1つは軽くても、「動脈硬化」が急速に進み、「狭心症」や「心筋梗塞」「脳梗塞」といった命にかかわる病気に繋がってしまいます。
メタボリックシンドロームの診断基準
≪基本的な条件≫
へその高さの腹囲を測定し、
・男性は85センチ以上
・女性は90センチ以上
ある場合はメタボリックシンドロームの疑いがあります。
≪メタボリックシンドロームと診断される条件≫
基本的な条件にあてはまり、さらに下記の3つのうち2つ以上当てはまる場合はメタボリックシンドロームと診断されます。
- 1.脂質異常症
中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg以下のいずれか
- 2.血糖高値
空腹時の血糖値が110mg/dl以上
- 3.血圧高値
収縮時血圧が130mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上
自分の体型を再確認してみましょう
●このような体型は要注意!!
- ・見た目は太っていないが、お腹だけがぽっこりと出ている。
- ・少し太め、特にお腹が出ている。
自分でチェック!測ってみましょう!!
内臓型肥満となる目安 へその高さの腹囲
男性…85センチ 以上
女性…90センチ 以上
●検査でチェックする項目
- ①脂質の項目
中性脂肪…150mg/dl 以上
HDLコレステロール…40mg/dl 以下
-
- ②空腹時血糖
110mg/dl 以上
-
- ③血圧
収縮期血圧…130mmHg 以上
拡張期血圧…85mmHg 以上
①②③のうち、少し高めというものが2つ以上ある場合は要生活改善です。
日ごろの動く量や食生活を振り返ってみましょう。
注意信号の生活習慣!!
●動く量は少なくありませんか?
- ・仕事以外、あまり家では動かない。運動習慣がない。
- ・仕事はほとんど座っている。通勤も車。
- ・エレベーターやエスカレーターを使う。
- ・外出が少なく、いつも室内にいることが多い。
●食生活は乱れていませんか?
- ・夕食が遅く、量も多くて、食べたらすぐ横になる。
- ・間食、食前や食後のおやつをいつもしている。
- ・外食の機会が多い。
- ・野菜、きのこ、海藻類を使った料理をあまり食べない。
- ・ビール500ml以上にあたるアルコールを毎日のように飲む。
日々の生活習慣で、自覚症状のないままメタボリックシンドロームは進行していきます。
投稿日:2013.04.26