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病気のお話 -「いとう内科・胃腸科」

病気のお話

インフルエンザとは?

インフルエンザはどんな病気?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に入ることで起こる感染症です。 インフルエンザは、全身に現れる強い症状が特徴で、重症になったり合併症を引き起こしたりすることもあります。 軽いものはかぜ(普通感冒)との区別がつきにくいのですが、症状が重く、空気感染して爆発的に流行することからかぜとは分けて扱われています。

 

 ≪インフルエンザとかぜの違い≫

インフルエンザ かぜ
主な症状 発熱、全体痛、悪寒、倦怠感 鼻水、鼻づまり、せき
発熱 38~40度(3~4日) 37度前後
合併症 気管支炎、肺炎など まれに
病原 インフルエンザウイルスA・B、新型 ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス

 

インフルエンザを予防するには

1.充分な栄養と休養をとる

2.人ごみを避ける

3.室内の乾燥に気をつける

4.マスクを着用する

5.手洗いとうがいを励行する

6.インフルエンザワクチンを接種する

 

virus_mask_womanインフルエンザを予防するには、ウイルスに近づかないのが一番です。

インフルエンザウイルスは、せき・くしゃみなどによって空気中に飛び散っていますので、病院や学校、電車の中などの人ごみでは注意が必要です。

 

インフルエンザウイルスは、マスクを通過してしまいますから、侵入を防ぐことはできませんが、マスクはのどや鼻の湿度を保つ効果があります。 基本は、上記のポイントを守り、予防接種を受けることです。

 

インフルエンザにかかったら

以前は症状を少し改善させる対症療法のみでしたが、最近は直接ウイルスに作用し増殖を抑える薬が登場しました。 特に48時間以内での服用が効果的ですので、「インフルエンザかな?」と思ったら医療機関を受診しましょう。

 

治療薬 効果
アマンタジン インフルエンザウイルスA
ノイラミニダーゼ阻害薬 インフルエンザウイルスAとB

 

こんなクスリの飲み方はいけません!

○以前処方してもらった薬や抗生物質を自己判断で飲むのはやめましょう

○15歳以下の小児については、アスピリン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を含む解熱剤は安易に使用しないでください。

 

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